店頭看板を作る際のコツ
おはようございます。向井邦雄です。
さて、今日は昨日のつづき。
看板を作る際のコツについて書いて行きます。
まずは分かりやすく、私のサロンの失敗例から。。。
私のサロンの正式な名前は「エステランテ ロズまり」と言います。
今はもう知る人は少ないですが、オープン当初は
エステとレストランを融合させたサロンとして、営業していました。
「エステ」+「リストランテ」=「エステランテ」
私が作った造語です(笑)
結局は、においや音などの問題があり、お客様が増えるにしたがって縮小して行き
今はやっていないのですが、当初はそれが売りでもありました。
そして、いざ看板を作る際も、素人だった私は
知り合いのデザイナーの卵に頼んで
とにかくオシャレなものにしようと思ったのです。
それが・・・これです、、。
かなり恥ずかしいですが、、
分かりやすい失敗例として公開します。。
白い看板に透明のアクリルを重ねて、中から光で照らせるようになっています。
(オープン当日、まったくお客様が来ないのであわてて「本日オープン」の紙を貼ったところです(苦笑)。)
「シンプルで、オシャレで、他にないような看板にしよう!」
という気持ちで、かなりお金を掛けて複雑な構造の看板を作ってみたのですが
・・・・どうですか?
何の店か分かりますか???
2F
食と癒しの
コラボレート
ESTHERANTE
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・まったく分からないですね(^^ゞ
入ろうと思わないですよね、、、。
当然の結果、
この看板を見て来店される方は
全くの「ゼロ」でした。
・何の店だか分からない
・白と黒で目立たない
・字が細くて読みにくい
・電話番号すら書いていない
まるで、暗号か何かのようです。
よっぽど勇気のある新しいもの好きの人が問い合わせてくるぐらいです。
当時は当然、やり直すお金もなく、、、知識もなく、、。
おそらくこの看板のまま、1年ぐらいは営業したのですかね。
見るに見かねた看板屋さんが、、無料で作り変えてくれました、、、(^^ゞ
せっかく作り変えて下さるというので
今度は大いに反省点を見直し、多くの勉強をして、
自分でデザインを全部やりました。
その際に気を付けたのが、
・まず、ひと目見ただけで「サロン」と分かること。
・路面店ではなかったので、店内の様子が分かるようにすること。
・色にメリハリをつけて文字を見やすくすること。
・スタッフ(経営者)の顔を載せて親近感を持たせること。
・電話番号も載せて(笑) 店頭チラシやウェブ、電話問合せなど
お客様の次のアクションに移しやすくすること。
これらすべてを盛込んで、デザインが完成!
看板屋さんにデータを渡して、新しく作り直して頂いたのです。
その結果・・・・
本当に、看板を変えた直後から、問い合わせや予約の電話
飛び込みの来店が来始めたのです!!
詳しい数字は覚えていませんが、恐らく初日だけで
10件ぐらいは反響があったのではないかと思います。
しかも先日お伝えしたとおり
看板は一度設置すればその後の経費は掛かりませんから
今でもずっとコンスタントにお客様を呼び込み続ける
優秀な営業マンになってくれています。。。
そして、当然ではありますが、
看板を見て来られたということは
そのお客様は、ご近所さまか、よく店の前を通る方ということになります。
遠方の方や、たまにしか来ない方よりもリピートにつながりやすいのですね。。
そして、そのお客様たちの会話から、
いかに今までが間違っていたのかもよく分かりました。
「あたらしく出来たお店なの?」
「ここサロンだったのね。」
「今まで毎日ここを通っていたけど全然気づかなかった。」
「外から見てもっと小さい店だと思っていた。」等々
1年店をやってきたのに、ほとんど近隣の方に認知されていなかったのです。
店の前を車で通りかかった時、
その人が看板をみて、脳に残るかどうかは、ほんの0,何秒の世界です。
パッと見ただけでもどんな店か分かるようなそんな工夫が大切です。
そのためにはやはり、写真が有効ですね。
パッと見てサロンだと分かる写真を大きく看板に載せておけば
それだけで普段サロンを探している人の目に止まる確率が高くなります。
もちろんイメージやセンスなども大事ではあるのですが、
まずは何より分かりやすさ!が優先です。
店名よりも業種が大事
長々とした文章よりも、
たった一言でお客様の心をつかむキャッチコピーが大事です。
いろいろと考え始めるとかなり難しい世界ですが、
まずは何より
【 どんな店なのか一瞬で分かる! 】
ここに意識して看板を作ってみて下さい。
それでは!
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早速の アップありがとうございました。まったく今の私のサロンと同じですね(笑) もちろん向井さんの出だしが・・ですけど!道沿いではあるけど 正面向いてないだけに 誰も気づかない・・・近所の方でさえ です。
すぐに デザイン 考えます。抽象的な よくある女性の涼しげな写真が無難なのか それともいっそ私がお客様をエステしてる、ホームページに載せてるような写真がいいのか・・・言葉(単語)だけよりも 写真を 載せてもいいですよね?
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何の業種かわからない看板、
本当に多いですよね。
中には、業種が判らないことに加えて
店名も文字のデザインに凝りすぎて読めない、
なんていうところもありますし。
商売上での「デザイン」って
「伝わりやすさ」のことだと思うのですが。
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>ルシルさん
ありがとうございます。
写真は、外人さんよりも身近な人のほうが効果的ですよ♪
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>シェパードムーンさん
お久しぶりです!コメントありがとうございます。
有名な店やチェーン店ならデザイン重視でいいと思うのですが、個人店はやはり分かりやすさ・伝わりやすさが一番大事ですね!
アルファベットのお店の場合、カタカナで振り仮名をつけるのも大事です。