ＣＤデビューと衝撃の過去

こんにちは、ご無沙汰しております。向井邦雄です。

いよいよ、ＣＤデビューが近づいてきました！

「えっっ、いきなり何！？」

という方は、ぜひ下の記事もお読みくださいね。(笑)

今回は、ＣＤデビューに先立ち、
サロンを始める前の私の過去を、さらりと書いてみたいと思います。

【 夢の向こう 】

高校のころ、突如歌手になると言い出した私に、友人も教師も、親までもが猛反対。
まずは結果を出さなければと曲作りに没頭する。

１７歳の時、自作の曲が日本音楽教育センター主催のコンテストで全国４名に選ばれ入選。
当時プロデビューの登竜門と言われていた「ポプコン」推薦枠に選出される。
今後の展開に期待するが、なんとその年に、ポプコン自体が長い歴史に終止符を打ち終了となる。

でもそれがきっかけで、やっと親からの許しを得ることができ上京を決める。

高校卒業と同時に上京し、新聞配達をしながら音楽の専門学校へ入学。

しかし、開校直前、信じられないことに
その専門学校の学園長が、入学金を持ち逃げ・・・。
校舎のない、不安な専門学校生活がスタートする。

次いで、勤めていた新聞販売所のオーナーまでもが夜逃げ。。。
一年の間に二度の、大きな裏切りを味わう。

風呂なしトイレ共同、三畳一間の新聞配達生活。
貧乏な専門学校の仲間と、夢を語って明け暮れる毎日。
プロダクションにカセットテープを送っては、挫折を繰り返す日々。
それでも夢は続いていた。

二年が経ったある日、状況は急変する。
弟が実家を出ることなり、両親の面倒をみるため、帰郷を余儀なくされる。

東京から名古屋への帰郷。
親の面倒をみること。
安心した顔の両親。

それは、夢の終わりを意味していた・・・。

職探し。諦めきれない夢。

早朝３時から９時まで魚市場で働きながら、
それでも毎日８時間、休むことなく曲作りと歌の練習に明け暮れた。
喉から血が出て赤く染まる譜面。
意味もなく、目的もなくただ歌い続けた。

１年半が経ったある日、私の曲を聴いた知人のひと言がきっかけで
ふたたび上京への想いが膨らむ。

「・・・でも、年老いた親を置いて行けるだろうか？」

何日も何日も悩んだ結果、
結局、当日まで親に何も話せないまま、
ギターと着替えだけを持って、黙って静かに家をあとにした。。

東京に向かう新幹線の中、親の思いを裏切ったことに何度も泣いた・・・。
(この時の新幹線の中で「背中」という曲が生まれる)

二度目の東京。

自信を持ってポケットに忍ばせたデモテープは、すぐに反響を呼び始める。

プロダクションから声が掛かり、とんとん拍子でレコーディング。
レコード会社への営業が始まった。
しかしその矢先、影響を受けていた歌手、尾崎豊が死去。
彼が伝説になることで、どこのレコード会社からも「二番煎じだね」とあしらわれる。

プロダクションからの最後通告を受け、ふたたび０からのスタート。

ほどなくして他のプロダクションが見つかる。
当面は事務所の電話番などを任された。

ところが、その直後にそのプロダクションのスタッフが全員一斉に事務所を辞め
残されたのは私と社長だけ。いや、それと大量の借金も残されていた。

「歌手デビューよりも先に、事務所を立て直さなければならない。」

レコード店への輸入ＣＤの販売、イベントの企画運営、タレントの派遣業務等々、
私は、営業から経理まですべてをひとりで請け負い、
その甲斐あって徐々に会社は良くなっていった。

もちろん、経験があったわけではない。好きだったわけではない。
すべては自分がデビューするための努力だった。

大きな仕事も増え、会社はスタッフを雇えるまで成長。
私は自分のデビューを待った。

・・・でも、なかなか社長からその言葉は出なかった。

そんなある日、パーティーで知り合ったソニーレコードのプロデューサーが
私の歌に興味を持って下さり、デモテープを送ったところ好反応を得る。

社長はなかなか動いてくれないので、私ひとりでソニーの方と話を進め
順調に事は進んで行った・・・・・・かに見えた。

ところが、そう甘くはなかった。
私がソニーの方とやり取りしていることが、社長の耳に入った。
喜んでくれるだろうと思ったらそうではなかった。

「勝手にデビューの話すすめて、ここまで育ててやったのに裏切るつもりか？」
「潰してやる！！」

・・・信じられないひと言だった。

社長からの横やりが入ったのか、ソニーレコードからの連絡はそこで途絶える。

極度の人間不信。

社長は私を手放そうとはしなかったが、やっとの思いでその事務所を辞める。

再度のふりだし。

夜中に牛丼屋でアルバイトをしながら、昼間は曲作りとライブをして回った。

行き場を見失っていたそのとき、信じられない人からの電話が鳴る。
ソニーのプロデューサーだ。

私が事務所を辞めたのを聞きつけ、電話してきて下さったのだ。
(今思えば、なぜ自分から連絡しなかったのだろう。それだけ人が信じられなかったのだ)

レコード会社の横のカフェで会い、ライブも聴いて下さり、
「私の好きな声だ。」と、デビューの機会を伺った。

だがその直後、またもや人生のいたずらが・・・。

ＣＢＳソニーからソニーレコードに移行する時期。
そのプロデューサーは、音楽部門から出版部門で異動になってしまったのだ。
代わりの若いプロデューサを紹介して下さったが、好みが合わず話は立ち消えになった・・。

数か月後、別のプロダクションから声がかかる。
東芝ＥＭＩなどに私のデモテープを聴かせたところ好評なようだ。

でも、人間不信から疑心暗鬼になっていた私。
ちょっとしたトラブルからそこも辞めることとなった。

すでに３０歳も近くなっていた。
いつまでもアルバイト生活のままでもいられない。

今後の人生を考える岐路に立った。

ちょうどそんな時である。

風邪をこじらせながら無理やり声を出していたら
いきなり右の耳が聞こえなくなった。

病院に何度通っても回復の兆しもない。

生活には支障はなかった。でも音楽を続けるには致命的だ・・・。

不思議だった。

そうなってしまった自分を、喜んでいる自分がいた。< br>

「これでやっと走るのをやめられる・・・。」

そのときに封印した夢。

二度と歌うことは無いと、無理やり閉じ込めた夢。

心のどこかに置き去りにしたまま
私は毎日をただ一所懸命に生きた。

死に物狂いで生きた。

年を重ね、本当の自分の居場所を見つけた。

自分を必要としてくれる場所を見つけた。

・・・・・・・・・・・

１０年の時が流れた・・・。

あの頃とはまったく別の自分がいる。

苦しくて苦しくて仕方なかった音楽に
素直に向き合える自分がいる。

孤独で、人を信じられなかった私の周りに
心から支え合える、本当にたくさんの仲間がいる。

夢はこうして叶うのだ。

自分に正直になり、人々に感謝し、
毎日を受け入れ感謝しながら生きる。

想いを強く描き、人のために動き
子供のように無邪気に夢を語る。

人は、一人では生きられない。

今、私はなんと幸せなのだろう。

あなた方と出会えた奇蹟に

そして

あなた方が生まれてきてくれたことに

心から感謝を捧げます。

【 Say your dream Make your dream 】

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長文をお読み頂きありがとうございました。

もちろん私にとっては、出版も夢でしたし
これから自分の店や会社、美容業界のことも夢はたくさんあります。

「サロンの売上を上げたい。」
大事なのは、決してそれを夢で終わらせずに、
行動して叶えることだと私は思います。

私にとっては、サロンの売上を上げることも
本を出す事も、協会を立ち上げることも
夢の実現＝未知なることへの挑戦なのです。

「不可能はない」「夢は必ず叶う」
私はこの６年間、いつもそう言い続けてきました。

２５年前に思い描いた夢。
１０年前に封印した夢。

諦めたかのように見えても、強く思い続けたことは時間や場所を越えて
必ず実現するのだと、あらためて今、思います。

２０１２年、８月２０日。

２５年間という歳月を越えて、ついに一つの夢が実現します。

　　★☆ＣＤデビュー☆★

それぞれが昔描いた夢を胸に秘めながらも
現在は別の分野で活躍している５人。
そんな大人たちが集まってできたグループです。

もちろん曲の内容も、
「いつまでも夢を持ち続けてそれを叶えていこう」という、
苦労した上に今があるメンバーだからこそ言える
大人としてのメッセージ。

聴くことで多くの人が勇気を持ち、元気になってくれればという思いが詰まっています。

ただ、やるからにはお遊びで終わりたくはない！！！

真剣に、アマゾン１位と『オリコン』インディーズチャート１位を目指します！！

８月２１日(火)～２２日(水)の二日間、
恐らく世界でも初ではないかという、ＣＤでのアマゾンキャンペーンを行います。
(キャンペーンページはこちら)

キャンペーン中に購入＆申し込みされますと、豪華景品の他、
もれなく別の曲（新曲？）がダウンロードでもらえるのですが、
個人的には私はこの特典の曲が一番お気に入りです(笑)

キャンペーンページでは詳しい情報の他、
ＣＤ収録３曲の視聴もできますので、
どんな歌か気になる方はぜひぜひ、こちらからお聴きください。

３０代～５０代の大人たちが真剣に夢を語り、そこに向かって進んでいく。
そんな私たちの行動が、世の中を少しでも元気に出来たらとても嬉しく思います。

お願いです！！
どうか皆さま、応援して下さい！！

夢はいつも真剣に。
皆さんの力が合わさったパワーが、世界を変えると信じています。

★メディカツバンド応援ページ(メディラスファミリー)

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(ぜひこちらのページで「いいね」のところを押して下さいね。)

最後に、ＣＤタイトルにもなった曲の
歌詞を載せておきます。
　　　↓　↓

【 Say your Dream Make your Dream 】

何をしてあげられるの　ひとりの声は小さく
届かない空を見上げて　流れる雲を見てた

今まで歩いてきた道　何ひとつ無駄は無いと
心につまった想いを　言葉にしてみる

咲きかけた花の上に　射し届く光の糸
暖かに色を灯しながら　道を照らすだろう

Say Your Dream 聴かせて　君の描く夢
輝く空の下　つながっているから
夢に踏み出そう ひとりじゃないから
みんなの笑顔にほら　集まってくるから

ちいさな想いのかけら　ひとつまたひとつ紡ぐ
どんなに遠くにいても　近くに感じられる

こうして出逢えたことは　きっと鮮やかな奇跡
あなたが生まれてきたことに　感謝をささげる

もし君の描く夢に　不可能がないとしたら
今君はどんな夢を描く？　きっとそれが答えさ

Make Your Dream 叶えよう　世界が待ってる
輝く空の上　広がっていくから
みんなの愛が　 力に変わるから
手と手をつなごう　今　新しい未来へ