接客のコツ　～ボディタッチ～

こんにちは。向井邦雄です。

今日は妻の誕生日なので、午後から出掛けます。
最高のサービスとして有名なリッツカールトンホテルに泊まり
エステを受けて、いろいろ吸収したいと思います。

さて、今日は接客のコツについてもうひとつ。。
前回、「余韻を残す」というお話をしましたが、
コンビニなどに行くと顕著に知ることができます。

お釣りを渡したとたん、よそを向きながら「ありがとうございました。」
はまだ良いほう。

「ありがとうございました。」すら言わない場合や、
ひどいのは

お釣りを渡す時に、投げる(落とす)ように渡す人。

手と手が触れるのが嫌なのですかね？

まるで汚いもの扱いされたようでとても感じが悪く思います。

この時に、そっと手を添えてやさしく渡されたら
帰る時の印象がとても良くなりますよね。

もちろん、サロンをやられている方は
お釣りの渡しかたはしっかりできている方がほとんどだと思いますが、

これを応用した、ちょっとしたテクニックがあります。

それはズバリ

『触れる』ことです。

笑顔、言葉使い、声のトーンなどはもちろん大事ですが、
その接客にもうひとつ、
触れるという動作が加わると
お客様はより、親しみを感じて下さりやすくなります。

お客様をお出迎えして、待合室までエスコートする際、
お帰りの際など

かるく腰や腕などに手を添え、お客様に安心感を与えるようにします。

サロンの内装や音楽、香りなどとともに
触覚の部分も満たして差し上げると
お客様の満足度もより高まります。

もちろん、あからさまに触れるとわざとらしくなりますが、
さりげなく、優しさが伝わるように手を添えます。

それだけでもお客様は心を開いて下さりやすくなり
その後のやり取りがとてもスムーズに行きやすくなります。

そして、この「触れる」という行為にはもう一つの利点が。。

やさしく触れられてエスコートされ、
その後の施術や接客で満足されたお客様は、

その時の良い印象や思い出を、
触覚としても記憶します。

次回来店の際

同じように触れながら接客をすると
前回の良さを、その場で思い出しやすくなります。

これは専門的に言うと、「アンカリング」に近いものなのですが、

これを話すとよけい難しくなるので

『触れたときに良い想いをすると、その後は
同じように触れただけでその時の想いを想い出しやすくなる』

と覚えておくと良いでしょう。

ボディタッチは、とても優れたスキンシップの方法です。

ぜひ皆さまの接客でも、さり気なく取り入れてみて下さいね♪

・・・・ただ、、

男性スタッフが女性のお客様にやると、、

逆効果の場合もありますのでお気を付け下さいね(笑)

それでは(^^)/