店舗運営のコツ(基礎編)　～価格のスムーズな修正方法～

こんにちは。ダイエットも順調なかのう兄弟です。

断食から３週間で６キロ減です。明後日から肉解禁です

さて本日は昨日の続き、

価格設定を間違えてしまった時の上手な修正方法についてです。

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価格のスムーズな修正方法

昨日のお話で、価格は高めに設定した方が良いとお話しましたが、高く設定しておいた方が良いもうひとつの理由があります。

それは、、〔 安いのを高く変更するのは一苦労 〕だからです。。

高いものを安くするのはそれ程大変ではありません。。でも、、安いものをいきなり高くしてしまったら、、かなりのブーイングや、中には二度と来店されなくなってしまうお客様もいらっしゃることでしょう。

それをワザと狙ってやる場合もありますが、大抵の場合、良い結果は招かれません。

実は、、私もお店を始めたばかりの頃はド素人。

当初は価格を安く設定しすぎて相当大変な思いをしました。

色々な方法を試しながら徐々に単価を上げていき、３年半でなんとか、客単価5000円から⇒15000円へと、約3倍にまで上げる事ができました。。

でも、、このブログを読んでお店を始める人に、そんな苦労はしてほしくないのです。

さて、では価格を変更した時の、お客様の受け取る印象をそれぞれ分析してみましょう！

●値下げした場合

　・ああ、良心的に私達に還元してくれたんだ。

　　　　　　　　　　↑↓

　・きっと、お客が入らないから苦肉の策で値下げしたんだわ

●値上げした場合

　・ええっ？？儲け主義に走ったのね。行きづらくなったわ

　　　　　　　　　　↑↓

　・勢いがあって人気があるから価値が上がったのね。

大きく、このそれぞれ２パターンに分かれると思います。

注目したいのは、価格を下げても悪く見られる場合があるということです。

まぁ、実際問題として価格を下げる場合の殆んどの理由が後者でしょう。

お客様的には、利用頻度は上がったとしても、あまり良い印象は与えていないということです。

価格を上げても下げても、あまり良い印象を与えないのですから、とにかく価格はあまり変更しないのが得策です。ですから、初めの価格設定は慎重に行い、よっぽどの事が無い限り『 定価は変えないこと 』が重要です。

？？？

定価を変えないで価格を修正するって、、、どういうこと？？？

と思われたかもしれません。

ここが腕の見せどころです。

まず、安くする場合。

これは簡単です！

【 限定セール 】・【 還元セール 】などと銘打ってキャンペーンを行うのです。

定価は一緒、でも期間限定で何らかの理由をつけて割引きすれば、お得感も出て集客に繋がります。

名目は何でも構いません、入客○名突破キャンペーン！でも、店長ダイエット成功キャンペーンでも。

割引き自体はあまりお薦めできませんが、こういう形でうまく割引きを利用するのです。

さてでは、高くする場合、、、。

定価を変えずに高くする方法、、、思いつきますか？

これもちょっと視点を変えてみると良いです。

要は、メニューそのものではなく『 客単価 』を上げればいいのですから、

〔 新しく高いメニューを作る 〕のです。

今までのメニューよりもさらに魅力的で値段も高いメニューを作り、そちらをどんどん出るように仕向けるのです。

うーん、でも２つのメニューを比べたら、結局みんな安い方を選ぶんじゃないか・・・

と思われた方。それは正解です。

人は2つの価格帯からどちらかを選ぶ場合、多くが安い方を選ぶ、という統計があります。

そこでもう一ひねり。。

『さらに高いメニューを作りましょう』

これも人の心理ですが、3つの価格帯からひとつを選ぶとき、多くの人は真ん中を選びます。

これは面白いほどその通りの結果が出ます。

元々5000円のメニューがあったして、1万円のメニューを新しく作ってそれを売りたいと思ったら、

もうひとつ2万円の最高級メニューを作ります。

その2万円のメニューは全く誰も頼まなくても構いません。

(たまに頼む人もいますが、、)

するとどうでしょう。

5000円のメニューを頼む人がほとんどいなくなるのです。

ただ、絶対に忘れないで頂きたいのは、高いメニュー、最高級のメニューは、絶対的に元のメニューより魅力がないといけません。

その価格に見合うだけの価値がなくてはいけません。

そして当然、、客単価が変わるということは、お客様の層も変わってくるということ。

お店の外装・内装、店員の服装・態度、全てを底上げしていかなくては、お客様はついてこないでしょう。

色々とテクニックを書いてきましたが、その店の客単価の上限、価値観の上限というのは、

実はあなた自身の心の上限なのかもしれません。

それをしっかりと感じて取り組めば、絶対に売上は上がっていくでしょう。

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さて、今日はボクシングとJIN～仁～。

ふだんあまりテレビを見ない私ですが、

今日は見逃せませんね～

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それではまた