サロンの劇的な発展は、どこから来たか?

売上UPアドバイス, ちょっとだけ、ためになるお話

売上って、徐々に上がるものだと思っていました。
少しずつ、じわじわと上がっていくものだと思っていました。

でも、今回の書籍発売に向けて
あらためて私のサロンの過去を振り返ってみたところ
そうではないことが分かったのです。

けっこう、衝撃的な事実が判明しました。

【売上は突然上がる】

売上というのは、坂道のように上がっていくのではなく、
階段のような上がり方をします。

しかも相当、段差のある階段。

過去の私のサロンでも、節目節目で
一気に大きく売上が上がるという出来事が何度かあり、
それを繰り返すことで、発展につながっていったのです。

【節目はどこから来たか?】

例えばオープン当初、私がサロンをつぶそうと思っていた時、
ひとつのセミナーに行ったことがきっかけで
これまでの概念が変わり、サロンは一気に
マイナスからプラスに転じました。

例えばお金が無かった時代、何度も銀行に頭を下げて
やっとの思いで購入した岩盤浴ベッド。
これを機に回数券を始めることで
急激にリピーターが増え、一気に予約が埋まりました。

例えば痩身機器の導入。
スタッフの身体の負担が減るとともに客単価が大幅に上がり、
それと同時に来店頻度も短くなることで
5倍以上の売上になりました。

例えば物販、新商品の導入。
当然、客単価が上乗せされるとともに
お客様の満足度が上がることでさらにリピート率が上がり、
物販の比率が増えていくごとに
労働時間を減らしても売上が上がり続けるようになりました。

それ以外にも、新しいメニューの導入。
新しいキャンペーンのやり方などなど

よくよく考えてみると、これらの節目、
全部「外」から来たものなんです。

大事なことなのでもう一度言います。

〔サロンを発展させた節目は全部「外」からもたらされた〕

これ、ショックでした。

私は自分なりに一所懸命、頭を使ってきたつもりでした。
日々、コツコツと努力を続けてきたつもりでした。

もちろん、それらの下積みがあるからこそ
結果にもつながりやすいのでしょうが、
所詮、人の「常識」とか「概念」というのには
限りがあります。

自分の枠の中だけで動いていても
少しずつの進歩しかないということです。

それは、日本の歴史を見ても明らかでしょう。

縄文時代に海の外から渡来した「稲作」。
明治時代の文明開化。

大きな時代の変化というのは
外部から新しいものが入ってくることによって
もたらされてきたのです。

つぶれる寸前の私のサロンを救ったセミナーも、
もとは「1通のDM」でした。

知らないところからのDM。
ふつうなら開きもしないでゴミ箱にポイです。

もしもあの時、DMを開封していなかったら・・・
かなりゾッとします。

岩盤浴も、たまたま掛かってきた営業の電話。

売りに来たのは、今はなき「ぶるぶるマシーン」ですからね。
話を聞こうとも思わないわけです。
でも、その会社のカタログに、岩盤浴が載っていた・・・。

営業の方の話を聞いていなかったら、
この出会いもなかったということです。


このように、サロンの「革命的な発展」というのは
「出会い」から生まれるものがほとんどです。

よく、サロンの方で
「営業の電話を話も聞かないですぐに切る」
という方も多いですが、
もしかしたらとても勿体ないことをしているのかもしれません。

とはいえ、
「金に投資しませんか?」とか
「事務用の電話機のリース」がどうとか
「楽して儲かる集客」なんたらかんたら等
怪しいものも多いですから注意や見極める目も必要ですが、

〔失敗を恐れずに一歩踏み出してみる〕

という行動力も、とても大切なのです。


ちょうど再来週、
ビューティーワールドジャパンが開催されます。
たくさんの新商品や機器などが展示されます。

怪しいものもあるかもしれません。
すぐに廃るものもあるかもしれません。

でも、その中に、あなたのサロンを劇的に変えてくれる
大きな「出会い」も、きっとあることでしょう。

もちろん、ビューティーワールドに限ったことではないですが
そんな「出会いの革命」を
あなたも楽しんでみてはいかがでしょうか?

サロンの劇的な発展は、外からもたらされるのです。

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