代表挨拶

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ありがとうございます

皆さま、いつもありがとうございます。
代表取締役の向井邦雄です。

今日は、私がふだんから思っていることを書きます。

そもそも、自分が儲けようと思うのだったら、
私は、自分のサロンを増やすことに力を費やします。

これまで培ってきたノウハウを、誰にも教えず
自分のサロンだけの発展のために使います。
そのほうがずっと儲かりますし、楽もできますしね。

わざわざ、他のサロンに経営のコツを教えて
ライバルを増やすようなまねはしないでしょう。

本にしたってそうです。

「本をたくさん売って儲けようとしている」
と思う人もいるかもしれませんが、
私のようなビジネス書は、どんなにヒットしても
実は印税なんてそれ程ではありません。

現に、これだけ増刷を繰り返している私の本でも
これまで4年間すべての印税を足した金額より
私のサロン1店舗の、1か月の売上のほうが多いですから・・・。

しかも、私の本が発売になったのは東日本大震災の直後。
様々な思いの中で発売された本でした。
だから、今でも本の印税は、東日本大震災の寄付に回しています。

楽して儲けようと思ったら、きっと
本を書いたり、他の人に教えたりはしていないと思います。

自分のサロンで売上を上げる方法を知っている私からしたら
私のしていることは「馬鹿らしい」ことなのです。
「なんでそこまで教えちゃうの?」って・・・。

では、なぜこのようなことをしているのか?

それはもともと、妻への思いからなんですね。
サロンを始めて、お客様が来なくて、不安で、疲れ果てて、苦しんで、
毎日毎日悩んでいる・・・。
そんな姿を見たくなかった。

自分ひとりなら、どんな苦労でも我慢できる。
でも、人がそうやって苦しんでいる姿を見たくなかった。

だから必死に勉強して、頑張って、何とか軌道に乗って・・・

そうこうしているうちに、アメブロを通して
妻や私たちと同じように、悩んで苦しんでいる人が
たくさんいることを知ったのです。

自分たちと同じように苦しんでいる人を
もう見たくなかった。

だから、分かち合っていこうと思ったんですね。

それが、もともとの始まり。

その後、それをもっと多くの人に知ってほしいと
本にすることを決意し、
その本が多くの方に受け入れられ、
私が、自分のサロンの中の小さな範囲でやってきたことは
実はとても普遍的で、多くのサロンさんのためになるのではないかと思った。

もう、儲けとか、利益とか、そんなことよりも
もっと大事なものがあるのだと知ったのです。

それが「ありがとう」の言葉と「笑顔」。

そんなもののために、頑張ってきたように思います。

今ではその思いもさらに大きくなり
「業界全体を発展させたい」とか
「もっとこの業界を良くしたい」とか
大それたことを考えていますが、

もともとの思いはただ一つ。

身近な人の悲しむ姿や苦しむ姿を見たくなかった。

世界平和って、身近な人のしあわせを願うことの延長だと思うのです。

・・・最後までお読み頂きありがとうございました。

皆さまのサロンのご発展を、心よりお祈り申し上げます。

向井邦雄